VYONDに限らないことですが、特にビジネス系アニメーションでは、ナレーションをどうするかで悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
アニメーションを使った動画チャンネルを見ると、おそらくは作者自身のナレーションが多いように見受けられます。そして、声のパワーや魅力で、個性が生まれています。
動画のナレーションは大きく分けて2種類です。人間の声を使うか、テキストを読み上げさせるかです。
今回の動画でカラーのキャラクターのセリフは肉声で、VYONDのマイクレコーディング機能を使用し、パソコンのマイクを通して録音しています。
モノトーンのキャラクターのセリフは、ボカロと呼んでいますが、テキストを読み上げる機械音声です。YouTubeの動画でも、機械音声独特のしゃべりを活かして特徴にしているチャンネルもよくありますね。
今回の動画のボカロ部分でも、聞き取りやすさという点では問題なさそうです。
ただ、明らかに人の声と違う違和感は残るので、使用目的によってはNGでしょう。
このほか、プロのナレーターにお願いする方法があります。費用はかかりますが、クオリティを考えればベストの方法でしょうし、ビジネス上の要件から、それ以外の選択肢がない状況も普通にあります。
機械音声の面白さも課題もあるので、この話題はまた取り上げたいと思います。