「VYONDのボカロ」とタイトルに付けましたが、ビヨンドには、テキストで打った文字が、音声で発音されるという機能があります。
それ自体はもはや珍しくないですが、アメリカの会社なので英語は当然として、ベンガル語やズールー語まで驚くほど膨大な言語に対応しています。
その中に日本人という設定の機械音声があるわけですが、7人の男女(?)の声が登録されていて、それぞれの音声に次の名前がついています。
Nanami
Keita
Takumi
Kyoko
Misaki
Mizuki
Show
Nanami、Keita、Takumiは「ハイクオリティ」の音声、
Kyoko、Misaki、Mizuki、Showは「スタンダード」となっていて、
スタンダードの声はいくぶんザラつく印象です。
日本語は、動画のように丁寧語でしゃベらせると、ちょっと発音に愛嬌があってもそれなりに聞ける感じです。
カジュアルな言い方をさせると、やや棒読みに聞こえてしまいます。
日本語はそんな感じですが、VYONDのこの機能は、実はけっこうスゴイものがあります。
英語という範囲だけでもオーストラリア、カナダ、香港とアルファベット順にずらっと選べるようになっています。
フランス語、イタリア語、ドイツ語、中国語など主要国はもちろん、
ベンガル語やズールー語まで驚くほど膨大な言語に対応していて、めちゃくちゃ国際的です。
英語のイントネーションについては細かく国ごとの発音の特徴を出してきます。
日本語設定で英語を喋らせると、ダントツで平坦なローマ字英語を喋ってくれます。
同様にイタリア語やインド語で英語をしゃべらせると、それぞれのお国訛り=の英語が聞けて、結構楽しめます。
あちこちの国に進出している企業が社内で教材を作る時などには、
大きなポイントになるのではないでしょうか。